土地の仲介業者でも見落とす、土地契約時に注意すること

群馬県での家づくりは無垢スタイル

2022.05.08 Sun

こんにちは!
高崎支社 設計室 設計CADオペ・IC の安部です!
 
私は現在無垢スタイルではICとして働いておりますが、以前別の会社で働いていた時には営業設計という形で営業も行っておりました。
その営業時代には土地をお持ちでないお客様に土地を紹介するなど、敷地の現地調査や役所調査も行っておりました。その経験の中での出来事を一つ紹介させていただきたいと思います。

土地をご契約後、驚きのエピソード


シングルマザーで男のお子様が1人いるお客様の話になります。
とても行動的で、とても恰好いい印象のお客様で「自然に囲まれた山に住みたい!!」ということで、土地探しからお手伝いさせていただくことになりました。
 
その次のお打合せの時には「この土地にします!!」と仲介業者さんへ行って、買付(申込み)をしてきたとお話を受けました。どうやらその場で、50万円の値引きをしてくれたとのことでした。
土地も決まり、資金計画作成のために建物プランのお打合せへと一気に進みました。
 

敷地内に給水管が横断していたという事実が

建物のプラン作成と並行して敷地の調査・役所調査を行った結果、なんと敷地内を隣地の給水管が2件分通っていることがわかりました。
その土地の行政のルールでは、給水管はその敷地の外に切り回さなければならないので、すぐに仲介業者さんへ連絡をして、隣地の給水管の切り回しの費用は売主さん負担で間違いないかを確認しました。
 
そこでの回答は驚愕なもので、、、
仲介業者さん自体が、給水管が敷地内を横断している事実をわかっていない状態でした。
 
もちろん売主さんもその事実は知らないので、販売金額にも給水管の切り回し費用は含まれておりませんでした。因みにその費用の金額は150万円でした。
結局そこから2ヶ月たっても、誰が150万円を負担して工事を行うのか結論も出ず、お客様はその土地を諦めることになってしまいました。
 
残念な話ではありますが、もし給水管が横断している事実を知らずに、契約や引渡を済ませてしまっていたとしたら、150万円は買主が負担して工事を行うことになっていたでしょう。

土地探しを失敗しないためには購入者自身も知識を付けることがとても大切です。

土地探しはとても楽しいことではありますが、同時に慎重にならなければいけないことでもあります。土地の仲介業だけではなく、建物を建てる建設業をしている私たちだからこそ、お客様が安心してお家を建築できる土地探しをお手伝いできればと考えております。
 
無垢スタイルでは、土地探しのコツをレクチャーするゼミも行っておりますので、是非一度、お気軽にご参加してみてください。
ここだけしか聞けない、土地探しの裏ワザが聞けます!
 

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