誰にとっても快適で便利な『バリアフリー』住宅

2021.08.27 Fri

皆さんこんにちは!新築コンサルの大川です!
1カ月前には誰しもがわくわくしていたオリンピックも、日本勢のメダルラッシュで終わりを迎えましたが、「平和の祭典」はまだ終わっていません!
そう!パラリンピックです!
 
障がいを抱えた方々による、もうひとつのオリンピックがいよいよ始まりました。
そんなわけでパラリンピックにちなんで今回は、日常にある障壁(バリア)、そしてその障壁をクリアにする『バリアフリー』についてお話していこうと思います。

バリアフリーといえば

『バリアフリー』と聞いて、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
スロープ? 点字プレート? 車椅子でも利用できるトイレ?
公共施設では当たり前のように見かける『バリアフリー』の設備ですが、実は住宅にもしっかりと生かすことが出来るのです。
 
『バリアフリー』住宅というと多くの場合、足腰の弱い方や車椅子の方、そして小さいお子様のことを考えて、段差の少ない家をイメージされると思います。
ですが実際のところ、1~2cmのわずかな段差であっても転倒の恐れがあるといわれています。
普通であれば無意識で越えているわずかな段差も、高齢者などでは足をしっかりと上げきれずつまずいてしまうそうです。
下手をすれば家の中で骨折してしまうこともありえます。
 
こうした段差は玄関框やドア枠に多くみられますが、ドアの下部分に段差の生じない吊り下げ式の建具を使ったり、玄関部分に造作で腰掛を作るなど工夫することによって、障壁を減らし快適に生活することが出来ます。
 

 

全館空調もバリアフリー

その他にも、「これって実はバリアフリー」なものがあり、例えば全館空調システムもバリアフリーのひとつになるのです。
バリアフリーは物理的な段差をなくすイメージの方も多いと思いますが、部屋ごとの温度差を減らすことも空気温度のバリアフリーといえます。
今は夏の時期ですからそこまで気になりませんが、昨今耳にする機会の増えた冬場のヒートショック対策として、「全館空調」は温度の差をなくすための立派なバリアフリー設備となるのです。
 
『バリアフリー』と聞くと、「自分には関係ないものだから」と感じられる方もいらっしゃると思います。
しかし『バリアフリー』とは、決して体の不自由な方だけのものではなく、誰にとっても快適で便利なものになりますので、どういったものがバリアフリー設備としてあるのか知っておくと、将来的にもより快適な家づくりになるかもしれませんね。
 

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