これを意識するだけで家の仕上がりに差が出ます!

2021.12.24 Fri


皆様こんにちは!コンサルティングの穂坂です。
今回は「棚」についてお話させていただきます。
 
「棚」と一言で言いましても、色々ございます。
前回のブログで紹介しました、シューズインクロークのような高さが自由に変えられる『可動棚』、 和室の押し入れなどの『中段や枕棚(そう言う名前なんです)』、 お社(やしろ)や縁起札を飾る『神棚』、 本など飾る製品サイズが決まっている場合の『固定棚』 などがございます。
 
※過去の記事をご覧になっていない方はこちらも参考にしていただければ幸いです。
参考)「忙しい時にも大助かりなアイデア満載の収納術!」はこちら
参考)「収納は “使い方をイメージして” 計画しましょう!」はこちら
 
「棚なんか何ででも出来るでしょ~」とお言葉が聞こえてきそうです。
確かにそのお言葉ごもっともでございます。
弊社は完全自由設計でございますから、お客様のご要望には十分お答えできます。
 
しかしですね、この度皆様にお伝えしたいのは、「飾る製品によって、『見た目が大事』なのか 『使い勝手大事』なのかを、お家造りの際にちょっとでも意識していると、お家の仕上がりに差が出ます」という事です。
ホントなんですよ(汗)。
 
例えばですね、ご家族様の「お写真」を飾る場合。
愛する奥様、旦那様、お子様たちのお写真を飾る時などは、棚をイメージしてからお写真を選ばれる方は少ないと思います。
大体はまずは飾りたいお写真を選ばれてから、選んだお写真を入れるポートレート(がく)を選ばれて、それに入れて飾って楽しんだお写真を飾るのだと思います。
 
主役が「お写真」ですから、それを飾る棚は 『見た目が大事』なんですね。
選択肢は様々です。棚の形なのか?棚の色なのか?材質なのか? はたまた見やすい高さや位置なのか?
 
対しまして「シューズインクローク」や「ファミリークローク」や「本棚」など、様々な製品寸法に広く対応できるようにしたい場合は、棚の高さが自由に変えられる 可動棚が良い場合がございます。
その棚は『使い勝手大事』なんですよね。設計の仕方で使い方は無限大です。
 
『見た目が大事』、『使い勝手大事』を意識して棚を設計・配置すれば、大抵は上手くいく事が多いです。
でも、それだけでは物足りない場合もございます。
 
それは「使う方がどうやったら使い易いだろう」といった、創り手側の意識と使い手側への思いやりです。
 
例えば…
和室の押入れにお布団を収納する際、お客様が腰を反らして大事しない様に中棚の高さを5センチ下げてあげたらすごく喜ばれた。
本棚を造る際には、本と棚の隙間を3センチ確保したら本を取り出す際に指の差込が出来て取り出しやすくなった。
ご家族のお写真を飾る棚を、材質だけではなく奥様の目線に合わせて高さを設計したら、飾るお写真がたくさん増えた。
などなど。
 
上記はほんの一例です。私自身、約20年の現場監督経験の中では色々なシーンがございました。
この経験を、お客様お一人お一人のお家造りに生かして、より良いお家造りを提案させて頂きたいと日々考えております。
 
最後はちょっと固い感じになりましたが、次回も現場監督経験からの『お家造りあるある話』を掲載させて頂きますね!
次回更新もお楽しみに!
 
弊社無垢スタイルは、ハウスメーカーと工務店、そして設計事務所のいいとこどりをしている住宅会社です。
自然素材を取り入れた高気密高断熱の家を、お近くのモデルハウスで体感ください。
 

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